「人生が驚くほど逆転する思考法」 |
| ノーマン・V・ピール著 謝世輝訳 |
| 三笠書房 定価 本体1,076円+税 |
「子どもを傷つける親 癒す親」 |
| 鈴木 秀子著 海竜社 |
| 定価 本体1,600円+税 |
| 不登校、いじめや自殺、青少年による犯罪。相次ぐ痛ましい事件の原因は何か? それは子どもや社会環境にあるのではなく、「親自身の心のなかにある」と著書は訴える。 「子どもを育てること、それは自分自身を見つめることから始まります」(あとがき)。 親子に限らず、夫婦や友人、職場の人間関係を好転させていくためには、やはり自分自身が変わっていくしかない。子育てに行き詰まったときは、子供を変えようとするのではなく、親が自分を見つめ、問題に気づき、変わろうと努力することが問題解決への近道なのだと、改めて実感させられる。 不登校から自殺未遂を図った女の子や、家庭内暴力に悩む親などが、セラピストである筆者の導きによって、心のあり方や、人への接し方を修正していく。 親子の心の傷が癒され、共に成長していく過程が丹念に追われている。傷ついた人々の再生を見守る著者の目は、限りなく温かい。 「愛ある家庭こそが、生きていくためのすべての母港なのです」 癒しとは、子供の心を理解することだと、著者は言う。そのためには、親が自分の問題に気づくことが出発点である。本書に盛り込まれている「自分探しのワーク」(書き込み式)は子育てのみならず、人間関係に悩む人へのヒントとなるだろう。 子供への愛を深めるための、格好のガイドブック。 |
| 「人間の魅力」 |
| ボブ・コンクリン著 |
| 創元社 定価 本体1,300円+税 |
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| 「販売は断られたときから始まる」 |
| E・G・レターマン著 ダイヤモンド社 |
| 定価 本体1,262円 |
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| あなたにめぐり逢うまで |
| ドリス・ドラッカー著 | 清流出版 |
| 定価 本体1,800円 | |
| 本書は、世界的経営学者P・F・ドラッカーの妻ドリスが、夫にめぐりあうまでを記した半生記である。 ドリスは、大手出版社の科学編集者、弁護士、発明家、経営者とマルチな才能を発揮する職業婦人。しかし、そんな彼女が育った環境は、母親と旧時代の慣習に縛られた、とても窮屈なものだった。 「あなたの考えなんか聞いてないわ。あなたのために一番よいと私が決めたことを黙っておやりなさい」。 母親は彼女のすべてを支配したがった。しかし、そんな母親の束縛から彼女を救ったのは、学問への”知的な旅立ち”だった。医者になる夢は閉ざされたが、代わりに始めた経済学の勉強のおかげで、彼女はドラッカーと出会ったのだった。 また、この書には20世紀初期のヨーロッパを生きる人々の姿が鮮やかに描かれている。第一次世界大戦の末期や、それに続く敗戦国ドイツの窮乏。まだ世界一の大国意識から抜けきれぬロンドン。自由を求めた若者が集まるパリ。 「そうだ。これがあの頃のヨーロッパだよ。僕もここで大きくなったんだ」。 本書の特別寄稿の中でそうドラッカーが述べているように、ヨーロッパの教養人を育んだ時代環境が生き生きと再現されている。 人生の運・不運を人のせいにしない彼女の生き方は、現代女性の自己実現にも多くのヒントを与えてくれるだろう。 |
| セルフヘルプ |
| ケン・シェルトン編著 | フロンティア出版 |
| 定価 本体1,800円 | |
| 世界に名だたる成功者がそれぞれに語った「成功するためのエッセンス」をまとめたもの。本書の特徴は、成功の条件には、富の獲得だけでなく、個人の精神の豊かさも含まれる点だ。 俳優アーノルド・シュワルツネッガーは言う。 「私がこれまでやってきた仕事のうちで持つともやりがいに満ちたものは、実社会の中での奉仕活動だ」 また経営コンサルタントのケン・ブランチャードも「人間は生存以外の目標を持つ唯一の種だろう。・・・愚かな出世競争に巻き込まれるよりも、人生の質を向上させること」が重要だと語る。共に豊かな精神性を兼ね備えた成功者の言葉だ。 加えて通読するうちに、華々しい活躍をしている人の「成功の秘訣」ほど、実は誰にでも実行可能なことであることが明らかになっていく。 なかでも、プロ・バスケットボールのスーパー・スター、マイケル・ジョーダンの「まずは小さくて短期的な目標をたて、とりあえずそこに一歩一歩近づいていくようにした」という言葉は、学生やビジネスマンにも参考になるだろう。 また一貫して「成功における自助の精神」を説く一方で「神への愛を行動に」(マザー・テレサ)「深信仰心は社会において極めて重大な役割を果たしている」(デイブ・トーマス)など、成功する上で信仰心が不可欠であるとの指摘も見逃せない。 どこからでも読み始めることができ、成功の秘訣が詰まっている一冊だ。 |
| モリー先生との火曜日 |
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| ミッチ・アルボム著 | NHK出版 |
| 定価 本体1,600円 | |
| 「誰でもいずれ死ぬことはわかっているのに、誰もそれは信じない。しかし、もっといいやり方がある。いずれ死ぬことを認めて、いつ死んでも言いように準備すること。そうしてこそ、生きている間、はるかに真剣に人生に取り組む事ができる。」 本書はALS(筋肉伸縮性側索硬化症、別名ルー・ゲーリック病)という「難病」に侵されながらも『生きることの意味』を最後の瞬間まで問い続けた「モリー先生」(大学の社会心理学教授)の魂の記録である。 95年11月に亡くなるまでの十数週間、死の床からかつての大学の教え子にモリーは最終講義を行った。内容は、いたずらに死を恐れることをいましめ、どんな逆境にあっても明るく生きることを訴えるものばかり。教え子たちの方が、逆にモリーに励まされ、元気づけられている。 モリーは言う。 「多くの人が無意味な人生を抱えて歩き回っている。(中略)人生に意味を与える道は、人を愛すること、自分の周囲の社会のために尽くすこと、自分に目的と意味を与えてくれるものを創り出すこと」。 モリーは死後の世界を固く信じていた。その信念が、死に直面してもたじろぐことのなかった理由である。 講義の間もモリーの肉体はどんどん衰えていった。それでもユーモアと明るさを失わなかったモリーの生き方は、世代を超えて死の意味を考えさせてくれる。 この本は全米で話題沸騰、百万部を越すベストセラーとなった。「生と死」は時代と地域にかかわらず、人間にとってやはり最大のテーマなのだ。 |
| ウェルチ |
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| ロバート・スレーター著 | 日経BP社 |
| 定価 本体 2,200円 | |
| 社員の価値を高めることを常に考えていなければ、企業が成功する望みはない・・・。 ゼネラル・エレクトリック(GE)社のCEOとして、最強企業を作り上げたジャック・ウェルチ。彼の言行録ともいえる本書は、「GE革命」が単なる生産性の向上にとどまらない、すぐれた「精神革命」であることを教えてくれる。 「学習こそがすべてだ。競争に勝つための究極の武器は、学習する能力と、学習したことをとり入れて素早く行動に移す能力だ」 ウェルチが一貫して、目指したのは”学習する文化を創る”ことだった。この文化が、どこで生まれたアイデアに対しても、前向きに取り組む姿勢を生み、GEから官僚主義やセクショナリズムを消し去った。そして身軽で機敏に動く組織へと変身、経営スピードが飛躍的にアップしたのである。 時に、ウェルチはその素早いリストラて゜、「人消しジャック」とマスコミから揶揄された。しかしその本意は、困難に立ち向かい、貢献を惜しまない社員を作るための「公平性」の確保にあったとみるべきだろう。 「世界で一番優秀な、学習する組織であってほしい。常に目を外に向けてほしい。好奇心旺盛であってほしい。気迫を持ってほしい。いいアイディアを探し求める気迫こそ企業の中核だ」。 起業家精神に溢れ、知的活力と創造性を維持しながら組織の限界を突破し続けてきたウェルチ。彼の成功体験は、グローバルな競争を生き抜くための、格好の教訓となることだろう。 |
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